こんにちは!こぽぽです!
今回は霜降り明星の粗品さんが務めた第14回ytv漫才新人賞決定戦の審査員コメントと各コンビにつけた点数をまとめて紹介したいと思います!
M-1グランプリとR-1グランプリの2冠を成し遂げた粗品さんは、今回初めてお笑い賞レースの審査員を務めました。
どんな審査をするのか注目が集まっている中、粗品さんの各コンビに対する的確なコメントと点数に大きな反響がありました。
この記事では、霜降り明星粗品さんの審査員に対するSNS反応も紹介していますので、最後までご覧ください!
\この記事で分かること/
- 霜降り明星粗品の審査員コメント
- 霜降り明星粗品がつけた各コンビの点数
- 霜降り明星粗品の審査に対するSNS反応

粗品さんが若手漫才師たちにどんな審査をしたのか気になるね!
霜降り明星粗品の審査員コメントと点数


ここからは、霜降り明星粗品さんが審査した各コンビへのコメントと点数を見ていきたいと思います。
各コンビの点数をまとめた一覧が以下になります。
コンビ名 | 点数 |
---|---|
ぐろう | 85点 |
タチマチ | 81点 |
マーメイド | 78点 |
翠星チークダンス | 85点 |
マーティー | 79点 |
フースーヤ | 86点 |
オーパスツー | 77点 |
他の審査員が90点台を出しているのに対して、粗品さんは全コンビに90点以下の点数を付けていました。
最大で他の審査員と14点の差がつく等、粗品さんならではの厳しくも的確な評価が話題になっています。
それでは、粗品さんが書くコンビに対してどのようなコメントをしていたのか、1組ずつ見ていきたいと思います。
1.ぐろう
トップバッターを務めた1組目はぐろうです。
ぐろうの漫才に対して、粗品さんは以下のようにコメントしていました。
“尿路結石”って最初に言ったときに高松くんが顔動かすだけでツッコんだんですよ、喋らずに。だから高松くんは上手やと思います。その上でなんですけど、ボケが喋りきるだけでウケるのはほんまに素晴らしいことなんですけど、性質上やっぱりツッコミがその分普通のことばっかり言ってしまってたんで。ツッコミで笑い獲れとまでは言わないんですけど、もうちょっとセンスを感じるフレーズとか言いぐさ、若しくはボケのエンジンをさらにブーストさせるような展開づくりをしてくれたら、もっと点が伸びたかなと思います。



粗品さんはぐろうの漫才の技術を評価しつつも、ツッコミの役割やネタの構成について、より高いレベルを求めているように感じるね!
2.タチマチ
2組目はタチマチです。
タチマチの漫才に対して、粗品さんは以下のようにコメントしていました。
羅列タイプのネタで羅列をやるなら“手数を増やす”か“なにか被せを入れる等の作品感を出す”か“フォーマット自体を見たことないものにする”かのどれかにした方がいいと思うんですけど、羅列タイプでそれ全部やってないこの形式は、で手数も少ない。やっぱり他の漫才師より突出してウケないと評価されづらい宿命が絶対あるんですよ。でいうとROUND3の予選会でやってたネタやからお客さんも見たことあって若干割引かれてたのが損してたんですけど研修のところ『じゃあ誰が教えるんですか?』これ間違いなくパンチラインやと思うんですね。もっとウケておかしくない。でもっとウケるとして採点するけど、そのあとの『じゃあキッチン何人いるんですか?』これ現役の漫才師としてめちゃくちゃ気持ち分かります。俺が新ネタ仕上げるってなってもそうやって作るし、めっちゃ気持ち分かるけど久馬さんに『それが似てたかなぁ…』って言われへんためにも、そこもっとウケたかったなっていう感じですね。



粗品さんのタチマチへのコメントは、羅列ネタの形式に対する深い考察に基づいていたね。形式の弱点を指摘しつつ、改善案を具体的に提示する点は、さすがプロの視点だと感じたよ!
3.マーメイド
3組目はマーメイドです。
マーメイドの漫才に対して、粗品さんは以下のようにコメントしていました。
4分35秒やってたのが気になったっすね…。ぐろうとタチマチ4分以内やったんで、その分じゃあタチマチ1エピソード入れれたし。の割に心に残る一瞬がなかったっすね。一本押しのネタで3回やったと思うんですけど2025年のお笑いはもう一本押しでも4分ネタで4、5回展開せなアカンと思うんですよ。でもっといい勾配のつけ方して、よりお客さんを裏切らないと。その保険として入れてた本線とは別の小技、“プレステ”とか“DA PUMP”みたいなところもそこまでウケてなかったから、もっとウケてるいい状態のこのネタを見たかったっすね。



粗品さんのマーメイドへのコメントは、ネタの可能性を感じつつも、展開の遅さと既視感を指摘していたね。
4.翠星チークダンス
4組目は翠星チークダンスです。
翠星チークダンスの漫才に対して、粗品さんは以下のようにコメントしていました。
漫才のやり取りを男女の関係っぽく落とし込むっていうのは男女コンビの中では珍しいと思うんですけど正直漫才師全体の中では、かなり見たことあるやり方で。大体ボケがメンヘラでツッコミが『なに言うてんねん』これは古からあるやり方なんで、言ってしまえばちょっとシャバいんですよ、正直。ほんとは評価下げたかったんですけど、まあ“男が女の相方のこと明確に好き”で“木佐のキャラクター・メンヘラ”っていうのはギリ個性かなとも思って、その上でウケてたんでそこまで評価下げんかったんですけど、でもやっぱほんまは、ちろると木佐じゃないとできへんやり取りとか発明がそこにないとなぁって思ってましたし。ちろるのツッコミ、キレたりワーって叩いたりすんのホンマに素晴らしいと思うんですよ。で木佐もホンマは例えツッコミとかめっちゃオモロいヤツなんですよ。センスもナイスなんですけど今そういうキャラになってる。ちょっと結果が思うように出なさすぎてアホの客に迎合しすぎてるかなと。ラストイヤーやからってこれがいなかのくるまの集大成じゃないなって思うんですよ。ああ、彗星チークダンスの。



粗品さんの翠星チークダンスへのコメントは、形式の古さを指摘しつつも、個々の才能を評価する点が印象的だったね。特に、ツッコミの技術を高く評価しながらも、ネタ全体の構成に対する辛口な意見は、彼らの今後の成長への期待が感じられたよ!
5.マーティー
5組目はマーティーです。
マーティーの漫才に対して、粗品さんは以下のようにコメントしていました。
センスあるなと思いました。でもやっぱもっと不気味じゃないと勿体ないかなぁとも思ったし、とにかくネタの題材は渋くて最高のテーマやったんですけどホンマにウケだけすね。も〜っと爆笑連発さしてたら間違いなく高得点やったし、こういう相方を正論で詰めていく漫才っていうのは、今日やった4分はホンマは2分半までに終わらして、後半1分半もっとやっぱエグく!エグくふたりで掛け合わなアカンと思うんですよ。なんかそこのちょっと勿体なさが、ゆっくりしてたなってのと。リンゴさんは『ホンマのことばっか言わんでも』って仰ってましたけど、俺は“ホンマのこと言い続けてるだけでお客さんが笑うのこそ話芸“やと思ってるんで、そこは僕は評価してます。(リンゴ「疲れてけぇへん?ホンマのことばっかり言われたら」) いやお笑い好きは疲れんすね。(リンゴ 「年寄りは疲れるやん!」) いやいやいや!う〜ん。ちょっと…各々のね…



粗品さんのマーティーへのコメントは、ネタのテーマを評価しつつ、更なる爆発力への期待を感じさせていたね。「もっとエグく」という言葉からは、彼らの持つポテンシャルを引き出し、観客を圧倒するような漫才を求めていることが伝わってきたよ!
6.フースーヤ
6組目はフースーヤです。
フースーヤの漫才に対して、粗品さんは以下のようにコメントしていました。
今日でいうたら一番ウケてたし1位はいいと思うんですけど。やっぱりこの本線のショータイムのツッコミでやっぱりもっとウケないと。ギャグばっかりに早くいきたいからか知らんけどなんか、その『歯医者に取り憑かれたぁ〜』ってちょっとウケを諦めてるぐらいのテンションでツッコまれんのがちょっと気になってて。絶対に漫才の軸のボケ・ツッコミで一発スパンって笑かしてからギャグに入ればもっと漫才って認められるし。あとそれで言うたら『ハイハイWi-Fiハイサイ歯医者』みたいなとこの息継ぎも気になりましたね。そこ絶対ひと息で言った方がウケるのに、とか。でなんか実はその『なんで総理大臣御用達のところがそんな潰れんねん!』みたいなオモロいことも言うてんのにボソっと言う程度に留めてんのがめちゃくちゃ勿体ない。あとはタイム…。いや、だからほなもっとウケなアカンわって思っちゃいましたね。(小杉「でも粗品は今日一番高い点数つけてますね」)4分半やってたんですけど、4分以内やったらもっと高くつけたかった。



粗品さんのフースーヤへのコメントは、彼らの勢いを評価しつつも、更なる高みを目指すための具体的なアドバイスが印象的だったね。特に、ツッコミの重要性を強調し、ネタの構成に対する細やかな指摘は、彼らの才能への期待と、プロとしての厳しさの両方を感じたよ!
7.オーパスツー
7組目はオーパスツーです。
オーパスツーの漫才に対して、粗品さんは以下のようにコメントしていました。
漫才上手です、上手かったです。でも25秒ぐらいオーバーしてたのと、あとまあちょっとウケてなさすぎたかなぁ、正直。やっぱり本当に細かい節々にはセンスを感じてめっちゃオモロかったんですよ。特に導入のふたりの雰囲気とかめちゃくちゃ良くて「これは目が離せへんな」と思ってたんですけど。正直、肝心の漫才全体はちょっとそこまで面白くなかったですね。漫才が終盤に迫るにつれてのこのボケの声量のグラデーションとかも最高やったんですよ。めっちゃ技術は高いんですけど、なんかツッコミ…そうですね。やっぱりブラックマヨネーズ先生が未だになんであのボウリングのネタが伝説って言われてるかっていうと、そこのグラデーションがホンマに神懸かってるから。あの黄金比をしゃべくりやるんやったらやらなアカンし。ツッコミが自分にツッコむやつも、アレももうええかな。『ナンチャラやないか!いや違うわ!』ってのももう流行りすぎてるし。でいうと序盤の『“でも”の使い方ヤバいし』ってヤツは個人的にはROUND2の間の方が好きでした。その時はスカさず言ってて、ちゃんとツッコミとして言うてたけど、今日はなんか半拍置いてからうわ〜って言ってるのが、う〜ん、あんまりお客さんのことも、それ2ボケ目ぐらいやったと思うんですけど。掴みきれなかったんが勿体ないと思いました。



粗品さんのオーパスツーへのコメントは、技術を評価しつつも、更なる高みを求めるプロの視点が光っていたね。特に、細かい部分へのこだわりや、過去のネタとの比較を通して、彼らの可能性を最大限に引き出そうとする姿勢が印象的だったよ!
粗品の審査に対するSNSの反応


ここからは、粗品さんの審査に対してSNSではどんな反応が見られたのか見ていきたいと思います!
粗品さんの審査に対しては、多くの賞賛の声が上がっていました!
他の審査員に比べて点数は低いものの、しっかりとした審査基準や点数の根拠を観客にも分かりやすく説明されています。
芸人さんにとっても粗品さんの審査が今後に活かせるコメントばかりだったのではないでしょうか。



これを機に今後は粗品さんに審査してほしいと思う芸人さんが増えてくるだろうね!
まとめ|霜降り明星粗品の審査員コメントと点数まとめ【ytv漫才新人賞決定戦】


今回は霜降り明星の粗品さんが務めた第14回ytv漫才新人賞決定戦の審査員コメントと各コンビにつけた点数をまとめて紹介してきました。
また、粗品の審査に対するSNSの反応についても見てきましたが、いかがだったでしょうか?
粗品さんの審査員としてのコメントは、従来の漫才賞レースにはない、新鮮で鋭い視点からのものが多くありました。
まず、粗品さんは技術的な側面だけでなく、ネタの構成や展開、そして将来性といった、多角的な視点から漫才を評価していました。
特に、ツッコミの役割や、ネタの構成に対する細やかな指摘は、彼自身の漫才に対する深い理解と、若手芸人への熱い思いを感じさせました。
粗品さんの審査員としてのコメントは、若手芸人たちにとって、今後の活動に役立つ貴重なアドバイスとなったことでしょう。
本大会で粗品さんの審査員に対して多くの反響と賞賛の声が上がっているため、今後M-1グランプリの審査員なども務める可能性が高まったのではないでしょうか。
あそこまで細かく、漫才を細分化し、皆が分かるように伝えられる芸人さんは数少ないと思います!
今後の粗品さんの審査員としての活動に目が離せませんね!
ここまで読んでいただきありがとうございました⭐
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